失敗を恐れず、
チャレンジすることが
価値を生む。

― 求職者の方へ ―

• 気持ちよく働ける環境づくりが
  アイデアを生むことも

  私たちカミ商事は、創業70年を越える企業です。
  2017年に先代よりバトンを受けた今、社員がさらに気持ちよく働ける環境づくりを進めています。そのために、まずは社員との距離感を大切にしています。
  
  社長室と家庭紙開発室に私の席がありますが、いつでも相談に来られるような体制にしています。社員の話には途中で結論を出さずに最後まで意見を聞き、意見を引き出すように心がけています。
  せっかく出た提案はなるべく通してあげたいですから。

  また、社員同士の距離感も大事ですね。
  当社は製造・開発現場と営業の距離感がとても近いと感じています。
  
  同じフロアにいて品質向上のため、日々意見交換を行っていて、商品開発会議には若手社員にも参加してもらうようにしています。そこから出たアイデアをもとに、商品化されたものもあります。

• 商品開発で大切なこと

  商品開発で大切なことは、まずは商品を手に取ってもらうためにどうするか、それから使って満足して貰うためにどうしなければならないのか、ということを念頭に入れています。
  
  例えば、「Kazaru×Krafty」という、外装箱にクラフト紙を使ったティシューを販売しています。ティシューは白い紙を使った箱が一般的です。素材感があり温かみのある茶色い箱のこの商品は、店頭映えもしますし、ご家庭でカバーを付けずにそのまま置いても雰囲気があるのではと企画しました。

• お客様が必要とされる物を作る

  開発企画部は当初、コストが上がると乗り気ではありませんでしたが、お客様が価値と価格のバランスを認めてくれれば支持してくれるはず、チャレンジしてみよう！という結論に至り商品化いたしました。
  
  既存しないデザインとピュアパルプ100％でかさが高く柔らかい肌触りに、バイヤーさんからはよい評価をいただいています。他社にはなくてもお客様が必要としてくれれば、それが付加価値になると考えています。

  経験を積むと、行動を起こす前にある程度予測ができ、思い切ったことができなくなるケースがあります。現在は、楽しさや健康、安全・安心、教養、刺激など感覚的な欲求を満たそうとする消費志向になっています。
  
  そういった様々な消費の価値観に対応するためにも、失敗を恐れずチャレンジできる、そんな仲間と巡り合い、人として、企業として今後益々成長していきたいですね。